人間生きていれば、日々色々なことを感じ一喜一憂するわけで、
その経験があるからこそ、
生きている実感が存在したり、時に、
居なくなったほうが楽かも。
と思うわけで。
だいたいの人が諦めないから人口は増え続けているのだと思います。
しかし、
諦めないのは本人の努力のみで可能なのでしょうか?
よく、
社長やオーナー職は「孤独」だと言われます。
たしかに、そういう一面もあると思います。
しかし、そう感じながら自分を奮い立たせるのには限界があるように感じます。
現実問題、
ひとりで頑張っているように見えて甘え上手な人が、
商売や会社を長く続けていくことが可能なのかなと思います。
では、オーナーが「孤独」であるという概念はどこから始まったのか?
現代社会において、人との交流は簡略化されつつあり、
楽して交わった気になれるもののような気さえしてきます。
さて、
害はないのか。
孤独と称されるオーナーや社長の環境はその害によるものと言えるかもしれません。
そのことを考えるといつも美容師をやっていた祖母の言葉が浮かびます。
「あちらを立てれば、こちらが立たず、
こちらを立てれば、あちらが立たず、
どちらも立てれば、身が持たず。」
誰かの受け売りかもしれませんが、
何故か、最近になってよく浮かぶものです。
孤独にならないために、と
気を遣えばお客様への気遣いへの気迫が薄れるような気がする。
逆をすれば、スタッフへの気遣いが薄れるような気がする。
バランスをとれば、結果は出ない気がする。
お陰さまで、忙しくさせていただいているわけですが、
そのために何かを曲げなくてはいけないのであれば、
今以上に忙しいことに意味があるのかと不安になるわけです。
しかし、商売である以上結果が全てと思う気持ちもあります。
その全てのバランスを保ちながら前に・上に進むためには・・・
神頼みか?
というところで、
浮かんだアイディアが今につながっています。
答えは、
全てはお客様が教えてくださるわけです。
掃除をきれいにするのも、
仕事を覚えるために毎日遅くまで練習するのも、
お弁当を毎日作ってくるのも、
身だしなみを整えるのも、
ニュースを見るのも、
科学的な知識を学ぶのも、
全てはお客様のためです。
僕個人は、そうあるべきと思いながら今まで生きてきました。
その歴史や、やってきたことを伝えるより、語るより、
何よりも大切なのは、お客様に触れることによって学び、
背筋が寒くなり、また学び、喜ばれたり、ご意見を頂いたり、
という繰り返しから学ぶ事こそが、
孤独にならない美容師、オーナー、社長を創りだす基盤になると思います。
そう思い、元町や石川町の美容院や美容室の方には申し訳ないと思いながら、
1Fのaimable aimeを始めようと思ったわけです。
ただ、若い美容師が担当するだけでは意味が無い。
そう思い、ロスが多いことは承知の上で、
ベテランの美容師を口説きアドバイザーとして在籍してもらっています。
ベテランの皆に共通していることは、
「まとも」な美容師を作りたいということです。
その真価はいらした方が決めてください。
手前味噌にはなりますが、
aimableのオーナーは孤独ではありません。
それは、
スタッフに
「藤倉さんを信じて働いていますから」
って言われましたから。
まぁ。
色々なことが伝わっているということでご理解ください。
実は、その後に、
「絡み方がウザい時もありますけどね」と
釘を刺されたことは、
ブログをご覧になった方と僕だけの秘密です。
写真は見つけて懐かしくなって貼ったバイク仲間との写真↓
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