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2010年10月20日水曜日

あなたにとっての。

とは、
美容院の事。

人生に関わる事と言えば大げさかもしれませんが、

皆さんは、どんな時に美容院に足を運ばれますか?
ただ伸びたから、行く時期だから、人に会うから、出かける用事があるから、
あるいは、ぼさぼさだったり、白髪が伸びてみっともないから。

自然の摂理に基づく物理的な問題以外は、
すべて何かのタイミングで足を運ばれているのではないでしょうか。

つまり、何かのタイミングというのは、
何かがよい方へ、あるいは悪い方へ変わる可能性がある事を示唆しているのではないでしょうか。

それがきっかけで、気付くか否かに関わらずに。
何かが変わっている事すらあるのではないかと思ってしまいます。

その、大事な時に足を運んで頂ける場所である事、
そして、そこで働いている事の意味を理解している美容師がどのくらいいるのでしょうか。

手前味噌ですが、
この道70年になる僕の師匠は

「美容師は夢を与える仕事だ。」

と毎日僕に説いて下さいました。

20代前半の僕には、何となくしか解りませんでしたが。
今、その意味が解りかけているような気がします。

髪を切る。
という行為に止まることなく、その先にある何か。
その行為のもたらす可能性がある結果を意識してお客様に接していられるか。

その責任の為に、どこまで可能性を意識して働けるのか。
自分の意識や腕を磨こうという気になるのか。

まずは、夢のある職場づくり。
と言えば月並みですが。
具体的にはどのようにしたらよいのか説明できる人は多くは無いでしょう。

AB型的に考えて、
決して夢を共有する必要はないと思うのです。
経営者のエゴだったり、単に数字至上主義になったりする会社やお店をいろいろ見てきました。
働いている側からしたら、
言われたからやってる、押し付けられてると感じていたりする事は多くあります。

では、どうしたら良いのか。

僕のイメージでは、
オーナーや経営者が仕事の夢と個人的な夢をちゃんと分ける事を教えればいいのだと思います。

そこを混同したり、どちらかが無い人をどちらかに結び付けたりするからいけないのだと思います。

みんなで目標意識を持つ事は良いとは思うのですが、
それが目的や夢と混同されていたり。
その事の真意を見失っていたりして、
スタッフの中に惰性でぶら下がるようにして続いてしまう人間が出てくるのが
始まりではないかと思います。

そのような、「負。」の空気は意識するか否かに関わらず伝播していくようです。

気付いた時には夢のない職場になっていた。という事が無い為にはどうすればよいのか。

私ごとですが、
aimableでは意味もなく常に夢に繋がる何かを話します。
他人が聞けば単なる夢物語でしょうが。

その夢物語を、
真面目に現実にしている存在が身近にいれば意外と出来そうな気になるものです。

その夢こそが全ての原動力。

その姿を見せるしかないと思う人間にはそれしか人を引き付ける武器が無いのですから必死です。

仕事を始めた頃と今で何か違うものがあるのかと振り返ると、
何も変わっていなさ過ぎて困ります。

師匠の一人である父親に「おまえは不器用だな。」と言われ続けていたトラウマかもしれませんが。
昔から上手くなりたい。それしかないので

ある意味残念です。
それに付随して
「上手くなったらこうしたい」
「上手くなれてお客様が増えたらこうしたい」
などと夢が膨らんだ結果に今があるようです。

最近、やけに昔を思い出す事が多いので寿命の存在に怯える日々で困ります。

怯えると言えば。
aimableの若手部隊はほとんどが平成生まれであるがゆえに怯えていましたが。
夢を語ることへの恥ずかしさを取り払うと、
ものすごくパワーにあふれている事には驚きました。

これからも、夢物語に生きていこうと思いました。

写真は明日の仕事場。

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