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2014年2月10日月曜日

信じる。

放置して申し訳ありません。

書きたいことが多すぎて書いては消しを繰り返し。
書き終わっては見直し、違うだろうと思い保留にし。
を繰り返しては結果放置になりました。

いかんせん、
「今日はお休みなので○○へランチに来ましたー♪」
とか、
SEO狙いなのかわかりませんが「今日買った雑誌の■■が可愛かったですぅ」
などと書けないたちなのでごめんなさい。

さて、
信じるとは「人」と「言」という漢字が合わさって出来ています。
人の心が、
一般的には読めないので、
「人」が「言」う事を参考にするしかないようですねってことで解釈します。

するってぇと何ですか、
信じたいからには人の口を割らせなきゃいけないってことにもなりますね。
信じたいから人の口を割らせたにもかかわらず、
信じられないような事が飛び出す可能性もあるわけです。

しかし、
ある意味、己の勘を確定させて安心させたいからこそ、
信じられない答えを期待して口を割らせることもあるのでしょう。

じゃあ、
何を優先させるのか。

「信じる」

「信用」

「信頼」

「信念」



「人」の「言」った事を、

信じて用いる程度に済ませて傷つくことを最小限度に止めて自己防御するのか。

信じて寄り頼むことによって相手の力をも借りて己を強く保つのか。

信じてそれを念じることによって己の強さが育つのを待つのか。

それ以外にも色々あるだろうと思います。



その、どれも嫌だから信じる気持ちを「不」能にするのか。


きっと、
「不」能にしてしまえば、
一番合理的です。
「不信」になってしまえばこそ
信じることも無ければ、
裏切られることも無いのですから。

なのに、
進化したはずの人間は信じたがります。
裏切られたといいます。

なぜですか?

一番解らないのは、

「やれば出来る」

「信じるものは救われる」

「期待してたのに・・・」


なんていう、信じたくないけども、
よく聴くフレーズ。


でも、

やれてりゃしてるし。

信じて救われていれば今頃、
人間はいがみ合うことも無く世界が一つだったでしょう。

期待値が高すぎたんじゃないですか?
観察力を身につけましょう。

なんて、
思ってはいても言う人もいないでしょう。

そこを、
ひねくれている僕は言ってしまいます。
言い続けてきました。

そして一人です。
調子乗って独立開業とかもしちゃいましたしね。

ふと気づくと、
馬鹿なんじゃないかと思ったりもします。

いやいや。
馬鹿でしょ。

と
思います。


でも、
そう思って生きてきたお客さまやスタッフを始め、
たくさんの方に出会って、
ほっとしたり。
「人」の「言」う事を信じて我を張って生きていこうと思ったりもしてます。

つまるところ、
みんな裏切られることを求めているんだと思います。

良い意味でも。
悪い意味でも。

そりゃ、
良い意味で裏切られることは、
一見すると大歓迎です。

でも。

自己の立場における、
相手や物事への観察力・洞察力の
欠如へ関心は向かないのでしょうか?

逆もまた然り。

美容師という仕事には、
その両方の観点・視点が見え隠れしている気がしてなりません

良い意味で裏切られる事を望むお客様のために
良い意味で裏切る事を狙った仕事を目指して、
悪い意味で裏切ることを懸念して、
そうならないように思いをめぐらしながら仕事をするわけです。

「人」が「言」う事しか信じることが出来ない人知において
そこまで思いを巡らせて働く必要があるのかといえば、無いでしょう。

でも、
出来たとしたら。
とても素晴らしい美容師さんが増えるのではないかと
嫌な気持ちでお店を後にするお客様が減るのではないかと信じています。

あぁー
何が言いたかったんだろう。

とにかく、そう言う事です。

信じたいんです。







2013年5月3日金曜日

aimable aime の 安さの秘密。


こと在る毎に色々な方に
「こんなに安くて大丈夫なの?」
「こんな価格で元取れるの?」
「商売成り立ってるの?」
などと疑問を投げかけられたりご指摘を受けます。

答えは全てに「いいえ。」です。

良い訳無いです。
商売になんかなりません。
自分でも馬鹿ではないかと思います。

では、なぜそうするのか?
答えは簡単です。

暗い世の中で少しでも、
今より明るい未来を見たいからです。

それが、自分本位か否かの違いだけです。

己が属する業界や地域、そして生活レベルや階層、
その他諸々の柵や視野に入るもの、
センサーの感知し得る中において関わる、
全ての人の中にあって、
今の自分がどうすることによって、
今後がどうなっていくのかを予測する対象が、

まず自分。

ではなく、

周りの色々な事柄や関わる人達によって、
生かされている実感の下にある自分。

になっているだけの話です。

お客様商売をしていく上での基本は、
お客様の利益追求に尽きると思っています。

簡単に言えば、
自分の職業や仕事場を外から見れば良いと思うのです。

どう見られているのだろう。
どう見られたいのだろう。
に始まり

魅力的だろうか?
その魅力は何か?何に起因しているのだろうか?

仕事場の色々なことに言い訳をしていないか?
言い訳を作ろうときっかけを探していないか?

「理想と現実。」と言う事場を盾に逃げ道を探していないか?

数え上げればキリがありません。
しかし、
思いつかなくなる程までに向き合い続ける事こそが、
お客様商売の辛さや難しさであり、楽しさであると思うわけです。

その努力もしないで仕事をしていれば、
人のお庭が青く見えてしまう、
ミラクル眼鏡を手に入れてしまうわけです。
いまなら、ご購入特典で思った事を変換してくれる、
僻み翻訳アプリも無料ダウンロードできますよ。

どした、藤倉。

話を元に戻しましょう。

自分の先だけを見れば道は細く暗くなりがちです。
しかし、
自分の後ろを見る余裕があればこそ、
その道すがらに立ち寄った場所や出来事が見えてきます。
そして、その全てに関わった人が見えてきます。

そのすべてを思い巡らすとき色々な感情が生まれて来ます。
喜び、悲しみ、怒り、感謝。

そのすべてが今の自分や、今の自分の立場を作り上げてきたとすれば、
その事実を素直に認めることが出来れば、
その後に浮かんでくる感情は「情けなさ。」
もしくは、
もっとうまく出来たのではないかという「後悔。」や「疑念。」
ではないでしょうか?

では、
その後に何が出来るかを思ったときに指針となるのは「人。」
であることは明らかです。

簡単に言えば「恩返し。」
を基準に進んでいけばいいのだと思っています。

生きていくうえで人と関わっていかなければならないのは、
誰もが知っている事実です。

お客様商売をしていく上で大切なのはお客様である事実は変わりません。
とある商売の神様はかく語りました。

「お客様は神様です。」

不景気が叫ばれる昨今、
この言葉は単なる「商売人の心意気。」
ではなく、
紛れもない事実になりました。

なぜならば、

その昔の市場は戦後騒乱期を例に挙げれば解る様に、
物不足の時代です。
その頃の神様は「作り手」であり「メーカー」です。
市場における価値や基準を決めていたのは供給する側でした。
モノが無いのですから、作り出す人が偉かったわけです。。
供給側が「この手間はこの金額!」
と言い切ればその値段で売り買いするしかなかったわけです。

その後、高度経済成長期に入ると神は更に人に近づきます。
モノが溢れ世の中も好景気に向けて加速していくと、
「売り手」が神になります。
あの手この手で、
お客様の購買心を煽り、買う楽しみ、所有する喜び、
新しいものを手に入れる優越感を、
お客様の心理に植え付け、また摺り込みます。
その為に流通は進化し広告は派手さを増しました。

そして、バブル期が終わりを告げ、
現在の不景気時代の到来です。
お客様も広告やインターネットで最安値を探し、
簡単に便利に欲しい物を手に入れることが可能な時代になります。
ご存知の方も多いと思いますが、
定価という表記が少なくなり「オープン価格」などという、
意味不明な表現が多用されています。
今やモノの価値を決める権利が「作り手」・「売り手」には無いわけです。
すでに「神」では無いので価値を決めることが許されないのです。
商売人の心意気はもはや存在を変えて、
現実を表す言葉になってしまいました。

「オキャクサマ ハ カミサマ デス。」

この事実を認めればこそ、
道は簡単に開けます。

ギリシャ神話のごとく、八百万の神のごとく、
皆が神になればいいわけです。

そうすれば、「神」などという概念は消え去り公平になります。

つまるところ、皆ができる事を行い自然に真っ当に生きればいいのだと思います。

「作り手」は思う価値を、自信を持って掲げるに値するたゆまぬ努力を続け。
「売り手」は知識とプライドを軸に適正な価格を流通を意識して商売を行い。
「買い手」はその全てに納得できるものにだけ対価を支払えばよいのです。

ほらみんな

「神です。」

では、「作り手」と「売り手」を兼任する「美容師」のような職業はどうするのか?
たゆまぬ努力を続け、
美容馬鹿になることなく知識とプライドを磨き続け、
適正な価格を掲げればいいと思うのです。

暇になってしまうとすれば、
それは技術にとどまることなく、接客・接遇を含む、
己の腕や思いへのおごりが引き起こした当然の結果であることを、
真摯に認め、向き合い、そして改善すれば良いだけです。
簡単に言えば、
お客様が価値を見出すに至る仕事ではなかった。
という

だけ

のことです。

なぜ、
「だけ」
なのか。

簡単です。
誰かが歌っていたように
「触らなくっても神は祟っちゃう」
のです。

「うちの価値がわからないお客様は必要ない」
「他の店とうちは違う」
「あの店が安いからいけないのだ」
そう思えば良いだけのことです。
そうすれば、お客様が傷つくだけで済みます。
きっと、二度とおいでになる事はないので何も心配は要りません。
そして、
そう遠くない未来に、
明日を心配する必要もなくなります。

「だけ」で済ませるならば当たり前の結末です。

aimableやaimable aimeが 横浜 の地で、
しかも、美容室が乱立する 元町 で続けていくために、
 「だけ」 を重視していることこそが安さの秘訣です。

aimable創業から1年間はご新規のお客様は、
全て1週間後以降にご予約をお願いしていました。
どんなに暇でも続けました。

なぜなら、開業するまでの思いや力を与えてくださったのは、
それまでの自分を評価して下さったお客様です。
いつおいでになるかわからない
それまでのお客様のために席を空けておくことは、
僕にとっては0円ではなかったからです。
だから、創業以来売り上げが0円という日は一日もありません。

そこへ一人、1匹と仲間が増え 1階 のお店 aime を作るに至りました。
お客様への恩返しが軌道に乗ったら、
次は自分に仕事や心意気を教えてくださった方々への恩返しです。
僕が始めた20年近く前は、まだまだ見て覚える・盗むのが当たり前の時代。
その中でも、
今では当たり前のマニュアル作りを新たな試みに掲げている先生達に
囲まれて仕事が出来ていた僕は、今思えばとても恵まれていました。
父を始め先生たちは、
自分達が経験した無駄を省いたエッセンスを注ぎ込んでくださいました。
だから、今度は僕がそこから更に無駄を省いて誰かを育てなければいけません。

1階はそのための場所です。

巷の美容院で今でも新卒者を教えていく過程は、
マニュアルが存在する以外は20年前と何も変わりません。
上手くなると言われるレベルに達するまでに
担当されたお客様が傷つく「だけ」のシステムです。
仮にも、痛くないだけで身体の一部を扱う仕事であるのに、
そのための練習が人形や無償のモデルさんだけで、
ある程度の無難なスタイルを切らせ、
いわば身内といえる店内や社内の人間がチェックをし、
合格すればスタイリストとして入客。

お医者様ならひどい話です。
「盲腸しか切ったこと無いけど、明日の癌の手術は大丈夫です。」
そんなレベルです。
研修医でさえ昨今では指導医の管理下で担当患者さんを持つほどなのに、
美容界は恐ろしいです。
痛くないだけで簡単に考えすぎと思うのは僕だけですかね。

aimeのスタイリストは他店やチェーン店で一般的な金額で、
切ることを許される立場にいたにも拘らず、
当店で美容学生が始めるレベルの練習からやり直し、
腕を磨いている美容師で構成されています。
基本の15に及ぶステップを経て基本のカットテクニックの勉強に入った段階から
ベテランのスタイリストの監督下でお客様に触れます。
仕上げ前には必ずチェックが入り、切り直される事も珍しくありません。
ここで間違って理解されたくないのですが、
下手だから切りなおすわけではありません。
3150円の価値はあるカットです。

しかし、創業元の 3階 aimable の6300円の金額を頂戴できるほどではありません。
切れれば良いというものではありません。
6300円の中には、接客・接遇、毛髪の見極めの知識、
毛髪や薬剤の知識、アフターケアへの責任が含まれます。
これらはお客様の有する当然の権利です。
それを、人形や無償のモデルさんからどうやって学べますか?
金額に関わらず対価を頂戴する責任下で働く事によってのみ、
身に着くものだと確信しています。
金額に関わらず、対価を頂戴する以上は、
お客様と美容師という関係は変わりません。
安いから期待度が低い、下手でも文句は言えないなんてことは、
あってはいけないのです。
勝手に「神」になってはいけないのです。
だから、6300円で支持を頂いている美容師が現場で仕事を教え、
お客様に安心してお帰りいただく。
それこそが 1階の aime を作った意味であり。
安さの秘訣です。

はっきり言って、儲けなんか出ません。

それでも続ける理由は、
美容業界全体が廃れることを恐れているからです。

では、なぜ 高単価 美容室 が主流の 元町 に、
しかも、目立つところに手頃な価格のサロンを出店して価格破壊を挑んだのか。

答えは簡単です。
そんなつもりは毛頭無いからです。

美容業界、街や地域の衰退は己の死を意味するからです。

それを食い止めるためになら、
自分の腹を切ってまで賭ける価値をそこに見出したからに他なりません。

仕入れの交渉に全力を注ぎ、
足りない分はメーカーさんや問屋さんにただ働きをし、
ギリギリまで無駄を削り、
それでも見たいと思う程の、
お客様やスタッフの笑顔がそこにあり。
お世話になった方々や出来事への無くしたくない思いが消えず。
業界や地域の衰退を食い止めようとしてくれる同志の声を待っているだけですが。

なにか?

2012年8月17日金曜日

人の思い。・・・重い。

最近、不景気という言葉にも慣れてきてしまっている皆さん。
こんにちわ。


商売をしていく上でリスクヘッジは常識であるとは思いますが、
切っても切れないのが人との縁であると思います。

しかし、
背に腹を変えられない場面はこちらの都合も考えず、
多々起こりうるわけで。

個人的な考えとしては、
背に腹を変えられない時ほど、
ドライでなければいけないと考えるタイプではあります。

チェーン店にいた時はまさにそうでした。
結果が出ずに伸び悩んでいる人間に対して、

「頑張っているとは思うけど結果が出ない頑張りは
            努力していないのと一緒だから。」

などと血も涙もない事を言ってのける様な酷い人間性も持ち主でした。

「でした。」


なのは、
最近大きな決断を迫られる局面が矢継ぎ早に向かってきて、
その決断までに熟考するゆとりもなければ、
仕事で多用する読みの技術も利かない分野においての決断だったので、
ドライにして良いものなのかさえ悩む有様でした。

というのも、
経営者としてはいざという時に要となるメインバンクを、
どう捉えるかを決めなければいけなかったのです。

こんな贅沢な悩みを抱えるようになったのも、
全てお客様のお蔭に他なりません。

一度、お客様商売を始めたならば、
最後の一人のお客様がこの世を去る日が来るまで
辞めるわけにはいきません。

地震が来ようが身体を悪くしようが、
やり続けるしかないのです。

しかし、そのためにはいざという時のサポーターが不可欠です。
そのサポーターはお客様であると、
個人的には思っていましたし、
芯にある基準は今も変わる事はないです。

しかし、
長く続ければ続ける程に、
増え続けてくださっているすべてのお客様の、
この先の全てを自分一人で予測していく事は不可能です。

お客様を守るためとは大げさですが、
5年とはいえ、
ある程度続けてきた結果、
お客様を守るという直接的な働きよりも
足を運んで頂く場所を守るという、
間接的な働きをしなくてはいけない立場に気付けたのだと思います。

その為に、予想しえない事態の時の、
要のサポーターの一部は金融機関に担って頂く訳です。

しかし、
頭では解っていても、
なかなか上手く決断できません。

ただ単純に条件が良い。

それだけで選ぶ事が出来るならば苦労はしないでしょう。

それまでの付き合いが長い。

それで安心出来る程に穏やかな世間情勢でもないでしょう。

付き合いで呑みに行く事やどこかに顔を出すことは、
僕の中で一番のストレス行為に他なりませんし・・・・

さてどうするか。

程良くどちらも立てる。
なんて芸当が出来ればいいのですが、
あいにく持ち合わせていません。

こんな時、
美容師をやっていた祖母の言葉が思い出されます。

「あちらを立てればこちらが立たず。
 こちらを立てればあちらが立たず。
 どちらも立てれば身が持たず。」

じゃあ。
心身ともに鍛えれば良いのではないか。

最近はそのあたりが課題です。

最終的にはきっと感覚が頼みの綱になるのでしょうね。



2012年3月4日日曜日

大切なことはいつも。

大切なことはいつもお客様に教わります。

たとえば、
どのように説明して差し上げたら
好きな髪形と似合う髪形の違いを理解していただけるのか。
好きな髪形を似合う髪形にするために美容師がどのようにあるべきなのか。

どのようにしたら、
お客様が足を運びたいと思うお店が作れるのか。
そのために、
日々、どのようなことに気をつけ。
どのようなことを思いながら仕事の時間以外も過ごせば良いのか。

そのすべては、
お客様の幸せ。
につながるべきことも。

理解することができたのもお客様の御蔭でした。

逆説的に考えれば、
至極単純かつ当たり前のことですが。

当たり前すぎるがゆえに見過ごしがちでもあります。

相手の求めるものは相手の立場になって見れば、
必ず見えてくるはずです。

しかし、
高みを目指すならば難易度は増します。

高みを目指す。

難しいことだから、高みを目指す人は少ないはずです。
しかし、
その高みを目指す人だから、
その高みにあるものや事柄を知る人だからこそ、
人間らしい考えや価値観、面白みを持ち合わせていると思います。

美容院や商売人的感覚に置き換えれば、
そこにこそ、
難しいがゆえに面白みがあるように感じます。

解り易く言うならば、
高みを目指す。
その難しさを乗り越えた人こそが理解してくれるであろう価値、
もしくは評価。

それを手に入れたい。

自分の能力や努力を良くも悪くも評価されたいと思うはずです。

その評価や価値の対価として金銭的な見返りがあるわけです。

美容師で言うならば、

まずは、

最低限の技術がなくてはだめです。

最低限の技術とは、

・聞く技術。

・知る技術。

・話す技術。

そして、最後に文字通りの

・技術


?
と思われた方もいると思いますが。
文字通りの技術こそ磨くことが簡単なので最後なのです。


まず、

聞くこと(hear)は進めて考えれば、
聴くこと(listen)であり、

利くことに変化し、

聞くことから聴くことへの変化の必要性も理解し

最終的には『効くこと』になります。


そして、
知ることが容易になります。

己の想いや思いを語り伝える前に、
まず聞く事こそすべてに通じる導入口であり、
困ったときの突破口になり得ます。

とにかく、
聞き、
聴き、
利くことによって効く事になるのです。

それで初めて、
相手や物事の入り口が開けるように感じれます。

つまり、
知ることの始まりが有り得ます。

そうすると、
話すことにも無駄がなくなりますが、
それは、難しすぎることも、堅すぎることもなく、
できる限り、相手の求めるスピードや柔らかさで、
相手の耳に聴こえて「効く」ようになります。

相手を聞き、知ろうとした故に「効く」話の仕方や内容になり、
理解度や集中力や懐疑心を払拭し、
時には超越した話になり、

自分の予測したとおり、
思うとおりの反応を、
一人よがりにならずに手に入れられます。

説得ではなく、
納得を手に入れられるようになります。

自分の意見を話すだけで、
相手に感謝される様な提案になると思います。

そして、
初めて技術の出番です。

僕は昔から身体の一部を切り取る作業。
に疑問を持っていました。

髪と爪は切ったり形を変えても痛くない場所です。
一部、体内には痛みを感じない臓器もありますが、
それはお医者様のお仕事なので割愛します。

見えるところで、
切り取ったり形を変えても痛くない部位だから、
血が出るわけでもないから、
単なる作業でいいのでしょうか?

儀式でも良いくらいでは無いかとすら思います。

だからこそ、
まず、

聴く。

そして、プロとしての意見を伝える。
納得していただけるように説明し

話す。

中国語では「話す」こと、あるいは「言う」を『説』
と書きます。

個人的には、
美容師の仕事においての 話す は
『話す』=「説す」
と書いても良いとすら思います。

その後に髪を切るという技術が評価される瞬間が存在します。

その瞬間のために聴く技術や知る技術、
そして話す技術。
を
まずは磨くべきです。

その後にやっと訪れる、
切るという技術。

そこまでするのか。

と思う人はお客様の立場でも、美容師の立場でも
多くいるかもしれません。

しかし、
そこまでして欲しい
と思う人が、
前述の、
高みを目指す人やすでに高みにいる人にとっては、
当たり前の考えであるとすれば、

作業で髪を切る美容院で、
お金を使って髪を切りたいと思うでしょうか。
あるいは、
美容院に何かを期待するのでしょうか。

不景気といわれる世の中で、
不景気しか知らない人が増えつつある社会で、
もしくは、
不景気のせいにする様な人が多い世界で、
お金を使ってもいいと思うのでしょうか。

きっと、
世の中はますます悪い方向に行くのではないのでしょうか。

美容室という世界に当てはめなおしましょう。

少数の美容院が、
その少数のお客様を相手にしていたとしたらどうでしょうか。

大多数の美容院は今後ますます淘汰されていくのでしょう。
20年増加傾向だった全国の美容院件数が、
2011年についに止まった事は、
その前触れ以外にどのように説明できるでしょうか。

技術を磨かない、
お客様から学ぶことをしない美容師や美容院が生き残る術は

その他の美容院はサービスを簡略化し。
前述の「技術」を地域にあわせて簡略化し。
周りの美容院より3~4割安く設定する。
位しかないように思います。

それが嫌なので。
aimableは色々な事をお客様から教えていただけるように努力します。

2011年7月4日月曜日

仕事と金儲け。

ちょっと前に知り合いの独立して1年ちょっとの美容師と
仕事の話になり。

疑問に思ったことが一つ。

きっかけは何気ない一言。


「うちは金儲けサロンじゃないから。」



素直に、

そうなんだ。

とは思えずに考え続けること数十日。

疑問は多岐に及びました。

・では、なにをしたくて独立したのか。
・儲からない仕事のなにが魅力なのか。
・スタッフが居たとして不安を与えることは無いのか。
・そのスタッフに夢を与えられるのか。
  もし、夢が与えることが無かったとして、
  そのような人間をお客様の前に出すことへの不安は無いのか。
・儲けるとは、どのレベルからなのか。
・世の中や人生がどうでもいいとするなら、今後お客様をどのように導くのか。

上記は、ごく一例です。

僕は決して、売り上げ至上主義でも、禁欲主義者でもないので悪しからず。

僕の考えの中において、
お金という存在のポジションは交換機能を備えた結果や評価の単位であり。
それ以上でも、それ以下でもありません。

お客様に評価を頂戴できるレベルの仕事が提供可能だったとすれば、
それが価格であり、今の自分の評価であります。

お店にとっては、
余剰が出たとすれば、
常に新しい商材や材料、技術をお客様にいち早くご提供するために使うべきであり。

更なる余剰の存在があるとすれば。
それは評価に値するスタッフに還元されるべきである。

オーナーとしては、
それでも尚、余剰が出たときに、
次の展開やリスクマネージの為に蓄えておこうと考えるべきと心得ます。
その全ての過程の後に、いくらかでも残るようであれば、
それが己の懐に入るべきモノと思うわけです。

その全ての過程の何を以って金儲けの必要性を否定するのか。
全く理解できなかったのです。

金は儲けるものではなく。
稼ぐものであり。
平たく言えば、稼ぐと語れるレベルに到達するために、
日々己を鍛錬するための指針や目標に成り得るはずと思います。

全てにおいての努力の源や向上心の源に据えるべきものと思うのです。

美容師に置き換えるならば、
お客様の評価に値する技術者になるべく日々修行や鍛錬に似ている気がします。
美容と言う一方向に向いている力や、やる気の限られた価値が、
お客様に認めて頂き、花開いた瞬間に
世の中の全てに対応可能な交換の術を兼ね備えた
「お金。」という単位を生み出すのだと思います。


本日も意味不明な文章に
お付き合い頂けた事に感謝いたします。

写真はgoogle ストリートビューに発見した自分の図。

2009年1月8日木曜日

遅ればせながら。

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。




いまさらのような気がしますが。
aimableは7日から新年の営業がスタートしましたので、お許しください。






さて、aimableがゆっくり休んでいる間に、
美容室業界はなかなか大変な一年になる予測が立っているようです。

都内の美容院の増加ペースに陰りが見えていましたが、さらに悪化するのではないか。
料金格差に更に拍車がかかるのではないか。
某大型チェーン店ですら売り上げが減少傾向。

なんだか新年早々、暗い情報ばかりで。

逆に、真面目にやっているところが日の目を見る時代になると思います。
しかし、
それも何だかおかしな表現です。
まじめにやって当たり前なはずですよね。

しかし、21万件を超える美容院が全国に出来るには、それなりの理由もありまして。
つい最近まで、美容院は新しく開ければ、よほどひどくない限り
それなりに生きていけてたりするような、甘い世界だったりしました。

皆さんが思っているような職人世界、徒弟制度、な業界は15年ほど前に消え去っていたりします。
今も、そのように技術や接客も含めて厳しくしているところは、ごく少数です。
aimableは時代錯誤と言われても、その少数に属していたいと思ってます。

大型チェーン店の増加によって、
格安で美容院を楽しめるようになったのは、とてもいいことだと個人的には思っていますが、

その一方で自分の仕事の質やお客様に執着を持つような、
美容師らしい美容師さんが少なくなってきていることも事実です。
その表れとして、

忙しいことを理由に、流れ作業的な店内の状態に違和感や不安を抱かない。

お客様は不安満点ですよね。

補足ですが、チェーン店でも、(チェーン店がゆえ・・・?)店長次第でそうじゃないお店もあります。
でも、今までの経験からすると、そんなお店づくりをする店長美容師さんは即独立か、
赤字店立て直しのために、あちらこちら回されてたり。

皆さん、大変そうですが。
きっと、これから美容師とひとくくりに言えない状況になっていくと思います。
今までは、オーナー美容師、現場。くらいだったものが、多様化されてきて、
お客様の立場でも、それを判断材料に美容師・美容院を選ぶような時代になってきていると思います。

また、暗い話。
失礼しました。

冒頭の写真は、
個人的に雰囲気が好きな日光の金谷ホテルです。
毎年正月に行ってバーで飲んでおります。
バーテンの福田さんは僕と同じような
バイク乗り&乗り物好きで閉店時間無視で話に付き合って下さるいい方です。

長くなったので、その話はまた次回。