雨の日の話。
しろと僕の運動の為に通勤時間の運動は欠かせません。
自宅からお店まで約4KMあります。
自転車で25分の道のり。
行きと帰りで8KM弱。
元来、猟犬として飼われていた犬種の紀州犬のしろには、
ちょうど良い距離のようです。
僕にはちょうど良いをやや超えてます。
お陰で、ジーンズの太ももは常にパンパンです。
そんな中、予想外に雨に降られると困ります。
しろは合羽が嫌いなので、着せると動きません。
仕方無しに、そのまま歩き出すと本人はご機嫌ですが、
雨と湿気のお陰で獣臭くなるのです。
臭い。
で思い出しましたが。
美容師臭い。
ガ存在するようで、
何も、身体や服についてしまったパーマ液の話ではないです。
見た目や雰囲気の話らしいです。
最近、お店屋さんに入って店員さんとお話してたりすると、
仕事の話になり、美容師です。
などと話すと、そんな感じしましたー。
などと言われるようになってきました。
今までは、
やれ、柄の悪いほうの人。やらバーテンさん。やら
何でしょうか、
今まで、そんなに何か悪いオーラが出ていたのでしょうか。
それとも、美容と言う仕事に打ち込んでいなかったのでしょうか。
出来れば後者でありたいと願います。
特に最近はそう思います。
28歳まで真剣に白バイに乗ろうか美容師で生きようか悩んでいた僕には、
これ。と言う感じの美容に打ち込む理由が無かったように感じます。
ただ、教わったとおりに仕事をするとお客様に喜んでいただける。
見てた通りに仕事をすると形が出来上がる。
そんな程度で仕事をしていました。
しかし、自分で店を出す頃から違いがありました。
自分の思う仕方で仕事をすれば、もっと喜んでいただけるのではないか。
金銭的な部分を考えずに出来る限りを尽くしたい。
それをするためには、雇われているだけではダメだと感じだして、
その衝動が抑えきれなくなって店を出し、
その頃から美容師である意味を、より考え始めて今の店の形や自分の美容師像があります。
1Fを出す意味はそこです。
その考えや姿に共感してくださるお客様や、
美容師さんたちが集まってきてくれたので1Fのお店が必要になり。
そして、
そのお客様や美容師さんたちの熱い気持ちが事業計画となり、
関係する全ての人を巻き込んで始まっていったわけです。
だから、準備や予定が幾ら大変でも疲れたとは言えません。
もちろん、代わりも居ませんから、
とにかくやりきるしかありません。
不安になることや、逃げ出したくなるようなことが無いと言えば嘘になります。
日々、たくさんありますが、不思議なもので慣れてしまったのか,
気づかずに過ぎていってたりします。
それを、成長と呼べるかどうか。
生きてる間に気づければ良いのだと思いながら日々仕事をしています。
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