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2012年2月4日土曜日

ゆとりのゆとり。

社会に「ゆとり世代。」
と呼ばれる人たちが働き始めるようになって、
しばらく経ちますが実際に問題になっていたり、
話題になっているケース以外にどの位の問題があるのでしょうか。

そもそも、
ゆとりの何がいけないのか。
ゆとりとは何か。
脱ゆとりの教育は本当に効果があるのか。

そんな疑問が個人的には飛び交っております。

ゆとり教育。
自由な発想を生み出しやすくすべく提案された教育の方向性であったはずが、

「ゆとり。」

が生み出したのは自由な発想を伴う、
あるいは逆手に取って武器にした様な
責任を伴わない自由のように感じます。

きっと、
負の評価ばかりにフォーカスすればいくらでも突ける様な気はします。
ゆとりを武器に自由ばかりを主張すればいつかは刈り取る時期が来るように感じます。

同じゆとりでも、
どのタイミングにおいて与えられるかが、
一番のポイントであるように感じます。
何も知らない子供に最初から「ゆとり。」を与えるならば、
その子供は「ゆとり。」を理解するのでしょうか?
尺度になるものが形成されていない状況において、
「ゆとり。」は意味をなさないように感じます。

髪の毛も一緒です。
「多い」場所があるから「薄い」場所がある

「満たされないモノ」があるからこそ「満足」があるわけで。

当たり前に「ゆとり」を与えられたならば。
それが世の中にとって「善」ならば
ゆとり。がベースの世代に対して

叱る。事はおろか、注意。や意見。なんてものはナンセンスで。

存在すら危ういわけです。


その世代が悪いわけではなく、
「ゆとり。」の良さや悪さ。
言わば、使い方を教えずに「ゆとり。」をベースにスタートした、
大人たちにこそ責任があるように感じます。
しかし、
そんな事を言ったところで何も始まらないはず。
それを解ってはいても、
「最近のゆとり世代は・・・」
などと言いたくもなったりするわけです。

しかし、
「ゆとり。」から教えられたお蔭で早い段階で、
本当の意味での「ゆとり。」を知った世代もいるはずです。

ゆとりの中にありながら、
努力を怠らなかった人たちは、
比較対象が身近にいたお蔭で「ゆとり。」
の意味を知ったのではないかと思います。

であるからこそ、
社会に出てからの
出来る。
出来ない。
の格差が広がり続けて
「普通」という評価が無くなっている様な気がします。

当然、
aimableにも着々と「ゆとり。」の世代は入ってきております。

しかし、
僕は「ゆとり。」世代を受け入れるほど「ゆとり。」を持ち合わせていないので。
それよりも、
人生において「ゆとり。」なんてものは感じた事がないので、
そもそも、
ゆとり教育の仕組みや良いところ、悪いところなんてものは理解して説明できますが。

「ゆとり。」

自体が理解不能です。
何となくイメージでは解りますが、
そこどまりです。

例えるなら、

「うんこってなに?」

って聞かれて

「身体で使われなかった食べ物のかすだよ。」

なんて、賢そうな答えは出来るものの。

個人的には、
「うんこみたいな臭いがしたら、うんこだよ。」

ぐらいの理解しかないのです。

まぁ。
くさい話はさておき。

「ゆとり。」=ロス。

にしか感じれない人間なので、
F1マシンは遊びやゆとりが少ないから早いんだよ。
的な理論が好きです。
しかし、
それがゆえにセッティングが難しいんだよ。
という考え方は更に好きです。

だから、難しくて好きなんだよ。

なんて考えは小躍りします。

ゆとり世代のゆとりを取ったら、
シマウマのシマを取って「ウマ」ではなくて、
G1競走馬なんかになったりしないのか。

などとも思うわけです。

ゆとり世代から良い人材を探すのは難しいでしょうか?
そうでもないかも知れません、
なぜなら、ゆとり世代にはゆとりタップリな人しかいないので。
少しでも、昔風な人間を引けばいいだけです。

しかし、
そんな人はとっくに青田刈りされます。

では、
どうするか。

「ゆとり。」を取り除いても壊れなさそうな人間を探せばいいと思います。

そして、
「ゆとり。」を与えなければいいと思います。
褒めることなんかせずに、睡眠と食事だけを与えて、
ひたすら扱き上げれば良いだけです。

だって、
「ゆとり。」なんて教えなくても既にあるわけですから。

勝手に「ゆとり。」の良さを知り満喫し、
「ゆとり。」の意味を理解するでしょうからね。

aimable式の
「ゆとり。」世代の扱い方です。

だからこそ、
aimableやaimeの接客スタイルや、カウンセリングは特徴的と言われます。
ある意味、
武骨で乱暴だったりしているように感じたりもされますが、
ファンになって下さる方々は皆さん
「信用できる。」
と言って下さいます。

接客業でありがちな、
「お似合いですよ」
なんてことは、奥歯が浮いた時にしか言いません。
だって、
似合わないものは作りませんし、
そんなこと言うゆとりはありませんから。

常に全力で働かせることしかしませんので、
たまに「ゆとり。」なんてモノをかましているスタッフがいると、
いろんな仕事やノルマを与えたりします。


ゆとり世代なんで、無理です。
なんて言うスタッフは僕の諦めの悪さを知らない人間だけです。

そんな人には、
是非「ゆとり。」を満喫してもらいたいので、
嫌われるまでひたすらに仕事に来るように誘ったり、
家に迎えに行ったりします。

そうやって、
人に触れる仕事の責任の重大さや大変さを教えます。

僕が「ゆとり。」
を口にする日が来たら、死期が近いはずなので
僕の事を少しでも大事に思って下さる方は、
御数珠と喪服を探しておいて下さい。

では、
明日からもゆとりなく美容師を続けて参ります。
お付き合いの程を宜しくお願い致します。


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