僕の仕事はこんな感じです。

最近、aimableで働いてみたいという方からの問い合わせに、
メールを書きました。

書き終わってから、自分の仕事を再認識するいい機会にもなって、
すごく頭の中がクリアになったので、
なぜだろう。
と思いました。

今日、わかったので書きます。

自分の仕事への考えやスタイル、生き方がよくわかるようになりました。

ある意味、自分大好き具合全開な内容ですが。
お付き合い頂ける方は以下へお進みください。

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さて、メールの内容はこうです。

-----様

aimableの代表をしております藤倉栄夢と申します。
本日はご連絡とメールをありがとうございました。

先ほど詳細を電話で受けた西川から聞きました。


中略


美容と言う仕事は身体も精神も酷使する仕事です。
逆に言うとそれが気にならない程までにのめり込めなければ続かないでしょうし、
質の良いお客様の心をつかむことは至難の業かと思います。

それでも、もし美容師として生きていきたいと思うならば、

既にされているとは思いますが。
まずはあなたが憧れている美容師さんに弟子入りを志願されてみてはいかがですか?

きっと、給料が安かったり、もしくは出なかったりするかもしれません。
何度も断られるかもしれません。
もし仮に一緒に働けたとしても、あなたが思うような仕事がすぐには回ってこな
かったり、
思っていたほど労働環境が良くなかったり、憧れとは程遠かったりするかもしれ
ません。
その逆の可能性も当然あります。

しかし、あなたに人生の目標を与えるまでの素晴らしい美容師さんならば、
感謝の気持ちを込めて、
お願いしてみる価値はあるのではないですか?

その美容師さんを口説き落とせて一緒に働けたとして、
その人の力になれるほどに、あなたが美容師としても人間としても成長できたと
すれば、
そこで初めて、----さんの人生の目標をくれた事への恩返しが、その美容師さん
に対して出来ると思います。

そのころには、今日書いてくれたような理想の美容師さん以上の存在に慣れてい
ると思いますよ。
一流は誰でもなれる要素を秘めていると私は考えます。

しかし、超一流になれる人はなかなかいません。
そして、美容師における超一流の定義はお客様が決めてくださいます。
私が知る範囲の定義は、
"あなたじゃなければだめです。"
と言って下さるお客様をどれだけ作り出せるかだと思います。

その為に、
今はまだ未知の存在の自分の将来のお客様の為に早く出会うためには、
自分にどれだけ厳しくできるかをよく考えてみる事をお勧めします。
そして、その努力はあなたが美容師でいようと
思い続ける限り常に続くものである事を忘れないでいてください。
もちろん、私もその途中です。

今、就職活動中で大変だとは思いますが、
自分の時間がある今のうちに考えられるすべての可能性を書き出し、
本当に美容師として生きていく事を選んでいいのか考えてみてください。

美容師として生きる事を選択した瞬間から、
あなたの身体や時間はあなたのものであってあなたのものではない。
と思うくらいの決意が必要です。

あなたの生き方・考え方・時間の使い方など、全てはお客様へつながる事です。
今はイメージすらつかないと思いますが、私はそのように考えます。

書いてある事の意味がわからないことだらけだと思います。
そんな時は是非、あなたが憧れている美容師さんにこのメールをプリントアウト
して渡して、
意味をわかりやすく教えてもらって下さいね。

偉そうに長々と書いたあげく、
最後になって申し訳ありませんが、
今の段階で----さんに私のサロンへの就職の合否を出すことは出来ません。
ご縁がなかったものとしてとらえていただいて結構です。
働くサロン選びの前に、いま一度、
美容師として生きていって良いのかをよく考えてみてください。
良い未来になるように祈っています。

aimable
代表　藤倉栄夢


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ということを書きながら、
だいぶ、頭がすっきりしてきました。
新しい仲間探しへの気持ちの切り替えも着々と出来ているような気がします。

しかし、こんなメールを送られた本人は、
きっと意味がわからないだろうなと思いながら送信をクリックしました。