風の匂いが気になります。
春の匂いがしているのに、
世間が春が来ているように見えない。
景気のせいなのでしょうか。
それとも、温暖化の影響で日本の四季がおかしくなっているのでしょうか。
そんなことを考えながら、
先日、小学校時代の仲間とお酒を飲みに行ってきました。
aimableにお越しの方は、
意外に思われる方も多いかと思いますが。
実は、大人数の(注:2人以上。)集まりや絡みが、とっても苦手です。
以前の職場は何かと絡みや仲間意識を強調する会社だったので、
それだけが苦痛でした。
仕事仲間に関心がないわけではないのです。
今どきと言われるのかもしれませんが、
仕事の話や意思疎通は仕事場で行えばよいと思うのです。
形にこだわる人は酒に頼って誘えばよいと思うのです。
個人的には、絡むなら深く。
と思う、確実にウザがられるキャラなので。
半端に形だけならば、絡まないほうがいいと思ってしまう。
厄介な人間なのです。
さて、自虐ネタはこれぐらいにして。
その集りの話。
中には、10年近くぶりの仲間もいたりして、
それはそれは、驚きや発見の連続でした。
音楽好きで有名だったYくんは、結構有名なDJになってたり。
子供の時から孝行爺のようなTくんは大きな製薬会社のMRになってたり。
おしゃれが好きだったKちゃんは帽子のデザイナーだったり。
さて、そこへ来て僕はどうなのか。
しばし考える。
そんな時は、無言でひたすら酒を愉しむ。
それが結構楽しかったりします。
酔っているわけではないのに、今のみんなの顔と、
昔のみんなの顔が重なったり。
声だけ子供の時のおとになったり。
一人がぽつりと。
ホントに美容師になったんだな。
最近言われてなかった言葉。
そうです。
美容師です。
自分が子供のころに戻りました。
そこから後の時間は子どもと大人を行ったり来たり。
即席タイムマシン。
でも、それは珍しいことではないんです。
髪を切っている最中も、お客様の髪形を相談しながら、
すごく近い将来を行ったり来たり。
季節をまたいで行ったり来たり。
何年も先のお客様との時間を思い描いては行ったり来たり・・・。
妄想癖ですかね。
とても楽しいです。
僕の師匠が言ってました。
美容師は、ただ髪を切るだけでは済まされない。
お客様に夢を与える仕事なんです。
だから、君には常に夢が必要です。
その言葉のせいでしょうか。
僕は「理想と現実。」
という表現が嫌いです。
ですから、
もちろん会社組織では生きていけませんでしたとも。
結果、今があるようです。
きっと、
妥協したくないのだと。
負けず嫌いなのだと。
最近は理解してます。
こんな、勝手なオーナーの美容院に、
今日もたくさんのお客様が足を運んでくださいました。
とても、足もとが悪い中なのに・・・。
感謝の気持ちで感動しました。
興味を持ってくださった方。
よかったらいらしてください。
表現力豊かな、しろさんが僕の3倍くらい体全体で歓迎してくれるはずです。
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