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2012年8月17日金曜日

人の思い。・・・重い。

最近、不景気という言葉にも慣れてきてしまっている皆さん。
こんにちわ。


商売をしていく上でリスクヘッジは常識であるとは思いますが、
切っても切れないのが人との縁であると思います。

しかし、
背に腹を変えられない場面はこちらの都合も考えず、
多々起こりうるわけで。

個人的な考えとしては、
背に腹を変えられない時ほど、
ドライでなければいけないと考えるタイプではあります。

チェーン店にいた時はまさにそうでした。
結果が出ずに伸び悩んでいる人間に対して、

「頑張っているとは思うけど結果が出ない頑張りは
            努力していないのと一緒だから。」

などと血も涙もない事を言ってのける様な酷い人間性も持ち主でした。

「でした。」


なのは、
最近大きな決断を迫られる局面が矢継ぎ早に向かってきて、
その決断までに熟考するゆとりもなければ、
仕事で多用する読みの技術も利かない分野においての決断だったので、
ドライにして良いものなのかさえ悩む有様でした。

というのも、
経営者としてはいざという時に要となるメインバンクを、
どう捉えるかを決めなければいけなかったのです。

こんな贅沢な悩みを抱えるようになったのも、
全てお客様のお蔭に他なりません。

一度、お客様商売を始めたならば、
最後の一人のお客様がこの世を去る日が来るまで
辞めるわけにはいきません。

地震が来ようが身体を悪くしようが、
やり続けるしかないのです。

しかし、そのためにはいざという時のサポーターが不可欠です。
そのサポーターはお客様であると、
個人的には思っていましたし、
芯にある基準は今も変わる事はないです。

しかし、
長く続ければ続ける程に、
増え続けてくださっているすべてのお客様の、
この先の全てを自分一人で予測していく事は不可能です。

お客様を守るためとは大げさですが、
5年とはいえ、
ある程度続けてきた結果、
お客様を守るという直接的な働きよりも
足を運んで頂く場所を守るという、
間接的な働きをしなくてはいけない立場に気付けたのだと思います。

その為に、予想しえない事態の時の、
要のサポーターの一部は金融機関に担って頂く訳です。

しかし、
頭では解っていても、
なかなか上手く決断できません。

ただ単純に条件が良い。

それだけで選ぶ事が出来るならば苦労はしないでしょう。

それまでの付き合いが長い。

それで安心出来る程に穏やかな世間情勢でもないでしょう。

付き合いで呑みに行く事やどこかに顔を出すことは、
僕の中で一番のストレス行為に他なりませんし・・・・

さてどうするか。

程良くどちらも立てる。
なんて芸当が出来ればいいのですが、
あいにく持ち合わせていません。

こんな時、
美容師をやっていた祖母の言葉が思い出されます。

「あちらを立てればこちらが立たず。
 こちらを立てればあちらが立たず。
 どちらも立てれば身が持たず。」

じゃあ。
心身ともに鍛えれば良いのではないか。

最近はそのあたりが課題です。

最終的にはきっと感覚が頼みの綱になるのでしょうね。



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