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2012年5月20日日曜日

趣味の話。

昨日は緊急手術が必要な愛車の為に4時間ほど割きました。
ラジエターというエンジンの熱を逃がすための場所を通過する、
液体の通り道に動脈瘤が発生。
夜な夜な耐圧ホースを取り替えて、出血多量の状態から救出すべく、
作業開始。



要救助対象者は
気付けば20年近く昔の車になりつつありますね。
ちなみに、この子は今はなき渋谷店生まれ、成城店育ちの貴重なワンオーナー車。



☟ 患部


しかし、さんざん調べたがこの場所のホースのパーツの呼び名が解らず。
禁じ手とは知りつつも、ford ディーラーに電話か・・・。

まずは今までの交換・整備データが残っていればラッキーと思いつつ
記録簿に履歴の多くある成城店に電話。
しかし、前オーナーさん。
履歴抹消の届け出をされているようで何も無し・・・・・。

おい(涙)。

ディーラー車の意味なしじゃないのよ。

しかし、
さすがford成城店。
場所が場所なだけに親切さがたまらなくすごい。

手に入れるまでの経緯や、同じ車種を乗り継いで3台目な事、
単なる車好き同士の会話にしかならなそうな話にちゃんと付き合ってくれて、
パーツリストを調べてくれました。

ヒーターバイパスホース。

プロ意識に感謝感激。

しかし、
古い乗り物のパーツによくあるのが、

「生産終了」

運が良くて

「ご相談パーツ」 (← 一定数以上オーダーがあれば作らなくも無いかもしれません
という含みのあるメーカーさんの呪文。)

まさか、取り扱ってないですよね。
なんて思っていたら。
先方のE藤さんも、同じく思われていたようで。

「あるかなぁ・・・。」

「・・・・・。」

その沈黙どっち?

「部品出ますね(^o^)丿しかも国内に在庫あります。」

\(^O^)/
やったー。

つかの間

本来ならば持ち込み修理が基本ですが、
いかんせん出血多量の状態では横浜⇒成城は不可能です。
事情を話して、

イレギュラーなのは100も承知。
絶対文句は言わないですから部品だけください。


お願いに、
さすが外車系のディーラーは車好きが多いな。
と思わせる好対応。
2日後には自宅に到着しました。


ford Lincoln について困った事は、
成城店に直電してください。

この間、おんぼろのトーラスのホースを売った人お願いします。
で解るはずです。


さて、話は戻り患部のお話し。

黄色いバンドが付いている部分が破裂。
まだ手が届きやすい場所でよかった。
奥のバンドはアルミでかしめてあるので金ノコで気長にギコギコします。


☟ 上がお疲れ様なパーツ。約17年物・・・・。
下が新品長さも太さも違います。




☟取り付け後 しばらくは心配なさそうです。

その後3時間程かけてライン内を5回ほど洗浄。
やった事ある人は解ると思いますが、
めんどくさい&時間がかかる。

あまりやりたくない人は手間賃払ってガソリンスタンドか車屋さんに頼みましょう。
トライしたい方はaimableにご相談ください。



☟ラジエターとエンジンを流れる血液注入。
空気が管の中に残っているとオーバーヒートになりやすいので、
エア抜き作業中。
別に寒冷地を走るわけではないのでLLCは気休め程度に混ぜます。


作業終了。

負荷をかけながら試運転をしても水温計が半分を超えない事を確認してにやりとします。


今日の話は仕事には全く関係ありませんが、
こだわりやすい性格は時として自分自身でも面倒に感じる時があったりもします。
しかし、
美容師という仕事には必要な要素のひとつかもしれませんね。

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