公式line@aimable始めました。

友だち追加

2010年9月2日木曜日

プロを目指す心意気。

先日、3か月ぶりのお休みを頂きました。
しかし、午前中から夕方まで雑誌の取材の為に出勤しました。
なので、お休みは夕方からでした。

その様子を見たクリストフが一言。

「ワタシ、ゼッタイソウオモッタ」

何を言い出すかと思えば、

「エイム、ゼッタイ8ガツヤスムハムリ、ワタシシンジテタ。
aimableハ、キットイソガシクナルオモッタ」

だそうです。

臨場感たっぷりに書くと彼の日本語はカタカナ表記が適当かと思って書いてます。
読みずらいのはご容赦ください。

彼が伝えたかった事が一番最後に出てきました。

「イソガシイ ハ イイコト、イソガシイ ハ タノシイ
  イソガシイ タノシクナイ ハ ビヨウシ ヤメルイイヨ 」

その後3時間ほど美容師の仕事について話しました。

では、
そこまで仕事を好きになれる人間でなければ、美容師でいてはいけないのか。
そうは思いませんが、
出来れば好きな人の方が色々な面で良い結果になるような気がします。

例えば、体力的・精神的に限界の状態で働く時、
極度の緊張感や高揚感の中で働く時、
自己鍛錬や練習の際に目標を見失いそうになった時、

好きで仕事をしていれば乗り切れる。

というわけではありません。

問題は、
仕事を好きになる上での動機付けだと思います。

何のため。
誰の為に。

働くのか。
あるいは、
仕事を好きだと言えるのか。

そこが一番の境目であると思います。

ただ、
美容の仕事が好きだ。
ではぬるい気がしてしまいます。

否定しているわけではありませんが。
きっと、後々に辛くなると思います。

人間、一人の気持ちや力はもろいものだと思います。
逆に、そう思わない、思えない人は周りの人に助けられながらも、
助けられている自覚が無いだけなのではないかと思ったりもします。

誰かの為に髪を切る、綺麗にする。
喜んで頂く。
その為に、日々鍛練をする。
練習や勉強をする。

月並みですが、
いつか出会うかもしれない誰かの為に、
その方の喜びや笑顔や感動の為に日々努力をし、
美容のみならず色々な事を吸収して
他人から魅力的に見える為の自分磨きをする。

そのようなバックボーンがあってこその「好き。」ならば、
ただ、「仕事が好き。」だけではなく
第一印象で染み出るような仕事への情熱や熱意、魅力へつながり、
人やお客様を引き付け、
さらなるお客様の可能性の為に、
自分に厳しく居られる美容師になれる気がするのです。

そうすることは、時に辛く苦しく投げ出したくなる事もあります、
結果が付いてこないことだっていくらでもあります。

そんな時に、誰かの為の努力が好きな自分がいれば良いと思います。
そこに自分の見栄や陳腐なポリシーは存在しないので、
いくらでも新しいやり方を試せます。

それも、どこかの誰かの為の自分だと思えてくるから不思議です。

aimableのやり方やスタイルをみて、褒めてくださる方や、
意見をくださる方は沢山いらっしゃいます。

どうして思いつくのか。
怖いと思わないのか。
失敗した事は無いのか。
など。

新しい方法を思いつくのも怖いと思わないのも、
全てはそこに自分が無いからです。
サービス業の「サービス」は直訳すると「奉仕」

「奉仕」とは報酬を求めず、また他の見返りを要求するでもなく、無私の労働を行うことを指します。

そこに「私」や「己」は無いのです。
むしろ、「奉げる」ことのみならず「仕える」わけです。
僕が好きな単語の一つは「奉仕」です。
サービス業だからだけではありません、
「奉げる」と言う常用外の漢字は、
美容師に大切な「手」を加えると「捧げる」となるわけなので、
勝手に好きです。

己の鍛錬や努力を手を通して捧げるという、
仕事の奥深さや大変さを深く考えるよりよいきっかけを与えてくれる単語です。

そして、
失敗を気にしないのも失敗は「失って敗れる」と書きます。

その考えが無いのも自分の見栄やポリシーの導くところの「好き」からくる
仕事への愛情ではないからかもしれません。

aimableやaimable aimeは、美容が「好き」な人間の集まりになってきました。

0 件のコメント: